アンティーク時計修理のルパン
時計修理のご案内
そんな時計を修理することに魅せられた、時計修理職人のルパンがお客様の時計を修理いたします。
普段はアンティーク時計店や、一般の時計店で、修理技術者として経験を積んでいます。
それ以外の時間はフリーランスとして、このホームページを通して、修理やオーバーホール等をお受けしていますので、お気軽にご相談ください。
遊ぶことやテレビを見ることよりも、時計を修理しているほうが楽しい。
天職に就かせてもらえたことに感謝をしつつ、仕事兼趣味として、時計を修理し続けています。
どのような時計が修理できますか?
基本的には、どのような時計でもお預かりをさせていただきます。
まずはメールフォームからお問い合わせください。
業界に入って20年、いろいろな時計を修理してきましたので、どんな時計でもお預かりします。
1900年前後の懐中時計から、自動巻き・クロノグラフ、現行品の新しい時計まで、機械式であれば診させていただきます。
修理ができる状態、もしくは部品の取り寄せができる・部品の製作ができるものであれば、どんな時計でも修理は可能です。
アンティーク時計を専門に扱うお店にも勤めていますので、そちらのお店経由で、昔の希少な部品も融通してもらえるため、古い時計でもかなりの部品を海外からも入手できます。
修理ができない時計は?
クォーツも修理はさせていただくのですが、電卓や携帯電話などと同じようなもので、部品があったとしても、その部品も同じように年数が経っていますので、修理をしてもその部品がいつ壊れるかわからないため、保証がまったくできません。
置時計や柱時計のご相談もいただくのですが、懐中時計と腕時計を専門にさせていただいています。
部品も大きくなりますので、技術的にできないわけではないのですが、時計の大きさを比べていただくとお分かりいただける通り、工具も大きさが違います。
手で掴むことのできるサイズと、ピンセットで作業をするのでは、大きく内容が異なりますので、お受けすることができません。
1800年代の鎖引き(フュージー・ヴァージ)については、機構の古さや鎖の繋ぎ等が問題になり、あまり精度が出せないことや、時間と手間が掛かりすぎるため、お断りをさせていただいています。
改造時計の修理
昔もこの手の時計はあったものですが、昔の物はメーカーのオリジナルの機械を違うケースに入れ替えるという類の加工でしたが、最近のものは、機械自体が偽物というものが大半を占めています。
ロレックス・オメガ・IWC・パテックフィリップといった高級どころのもので、スケルトンタイプで機械に彫りがあるというものが多いのですが、部品自体の作りが悪いのはもちろん、機械の配置や作りも悪く、彫りも「彫ったものではない」型に流して作った部品で、完全に偽物という部類に分けられるものです。
見た目の特殊さで購入される際の金額も高額ですので、修理のお手伝いはさせていただきますが、料金はかなり高くなります。
6万円以上くらいからが目安ですが、手を掛けなくて良いもののほうが珍しく、いろいろと触らなければならない部分が多いので、10万円くらいというお見積もりをしなければならないものもよくあります。
偽物の修理
修理ができないことはないのですが、機械自体や部品の素材が粗悪品で、長期間使用されることを考えて作られていない、壊れた時のことを考えて作られていないものが多く、修理にも手間がかかり、まともに動かすことが難しいものや、精度を出すのも一苦労というものが多いことが原因です。
どうしてもどうしても、という時計があれば、ご事情と料金次第では考えさせていただきますが、偽物とわかって購入されたものならそこまでのもの。
偽物と知らずに手に入れてしまったものでも、運が悪かったと割り切ってもらうほうが無難です。
費用をかけて修理をしても、また同じように壊れる可能性が高いものです。
次のページ